知識経験には自信があります!でも、面接が全然うまくいきません…
就活、毎回面接で落ちてしまいますが、
理由はなんでしょうか?
採用担当の視点で、ズバリ採用面接で落ちる理由を解説します。
今回は、このような疑問に答えていきたいと思います。
☞ 記事の内容
採用面接で落ちる時、必ず理由があります。
面接で落ちる6つの理由を、採用者目線で具体的に解説します。
☞この記事の解説者
●転職6回経験あり
●現在、採用担当として書類選考と面接官を担当
面接官目線で、面接で落ちる理由を解説します!
☞この記事は、
●転職活動中の人
●就活生
●転職を考えている人
向けの記事です。
これから面接を受ける人は、読んでおいて損はありませんよ。
面接で落ちる6つの理由
面接で落ちる理由はさまざまですが、
かなりの確率で、面接に落ちてしまう理由が6つあります。
それは、
● 身だしなみに問題あり
● 話し方に問題あり
● 表情に問題あり
● 体格(健康かどうか)に問題あり
● 態度(おどおどしている、横柄)に問題あり
● 質問に対する受け答えに問題あり
この6つです。
この6つのうち、1つでも問題があれば、面接に落ちる可能性が高くなります。
いわば、この6つの問題をクリアすることは、面接を受けるときの最低条件と言っても過言ではありません。
ここからは、面接で落ちる6つの理由について、詳細解説していきます。
身だしなみ問題あり
人は、第1印象でこの人はこんな人だと、勝手に決めてしまう傾向にあります。
それだけ第1印象は重要です。
特に第1印象では、
●清潔感があるか?
●汚らしくないか?
この2つは必ずチェックされ、その人はこんな人だと決めつけられてしまいます。
それだけ、面接では第1印象の見た目は重要です。
いくら知識経験があったとしても、こんな清潔感がない人は、面接で落ちます。
●髪型がぼさぼさ、前髪が長すぎる、髪の色が明るすぎる
●シャツがヨレヨレ、汚れている
●靴がボロボロ
●派手すぎる化粧
●香水の匂いがキツイ
こんな人、誰でも嫌ですよね。
面接官も、かなり細かく身だしなみを見てます。
面接を受ける前には、まず、
① 髪型を黒、又はダークブラウンにする。
② 髪を立てたり、ぼさぼさにはしない。
③ 特にシャツの袖は擦り切れていたり、汚れていないかチェックする。
④ 靴がボロボロだったら、安くていいから新品に替える
⑤ 化粧はナチュラルメイクで
⑥ 香水はできればつけない
これらをやってください。(最低条件です)
面接での身だしなみ、当たり前のことですが、今一度気を付ける必要があります。
話し方に問題あり
話し方は、人それぞれで個性が出ますが、面接で嫌われる話し方があります。
嫌われる事例としては、
● 声が小さい
● ぼそぼそ話す
● 活舌が悪い
● 声が大きすぎてうるさい
といったものです。
声が小さいのと大きすぎるのは、あまり好かれません。
とりあえず、元気よく声を大きく出しておけばいいか。
と思うかもしれませんが、実はあまり良い印象を受けません。
むしろ、
「なんだ、うるさいなあ、もうちょっと落ち着いて話せないのか」
といった印象を持たれることになります。
また、ぼそぼそ話したり、活舌が悪かったりする場合、
●元々そういう話し方なのですぐに直せない
という方もいるかもしれません。
残念ながら、元々そういう話し方だからしょうがないというのは、理由にならず、面接では、悪い印象にしかなりません。
元々、
・ぼそぼそ話す人
・活舌が悪い人
については、面接を有利に進めるためにも、努力して話し方を直す必要があります。
表情に問題あり
表情については、少しやわらかく時々笑顔が出ると印象が良くなります。
ダメな例としては、
● 表情がかなり暗い
● 目つきが悪い
● にやにやしている
いずれも、印象が悪くなります。
面接時の表情、意外と難しいので、少しずつ慣れていく必要があります。
あまり笑顔すぎると、「にやにやしている」と思われるかもしれませんし、
真面目な顔していると、「表情が暗い」と思われてしまいます。
特に面接では、緊張のため表情が暗くなる傾向にあります。
あまりにも表情が暗いと、「体調悪いの?大丈夫?」とまで思われてしまいますので、できるだけ表情が暗くならないようにする、これを心掛けてください。
面接時の表情を良くするには、ある程度慣れが必要ですので、常に気にして面接を受けてください。
体格(健康かどうか)に問題あり
面接官は、ぱっと見で面接者の体格もチェックします。
●あまりにも痩せていてガラガラだと、体力的に大丈夫か!?
と心配になります。
●あまりにも太っていると健康面に問題があるのでは?
と考えてしまいます。
太りすぎの人、痩せすぎの人を差別するのか?
と言われるかもしれませんが、そのような人は健康面は大丈夫なのか、採用側としてはかなり気にします。
採用後、健康面に問題があって、出社できなくなってしまう。
こんな状況は避けたいので、ぱっと見の体格で健康面を判断してしまいます。
面接後、面接官同士で、
太りすぎ(痩せすぎ)で健康面は大丈夫なんだろうか?
と話し合いすることもあります。
太りすぎ、痩せすぎは、就活・転職活動でも有利にはなりません。
もちろん健康にもあまりよろしくないので、できれば改善してほしいところですね。
態度(おどおどしている、横柄)に問題あり
面接時の態度ですが、これは、
● 面接の会場に入ってくるところから出るまでの行動
● 面接時の態度(身振り手振りの仕方など)
などをチェックします。
● おどおどしていると、どうしても自信がなさそうに見えてしまい、
「入社後、ちゃんとやっていけるのか!?」
と面接官に思われてしまいます。
● だからと言って、堂々としすぎて横柄な感じに見られてしまうと、
「入社後も、横柄な態度で仕事されてたら周りが困るなあ」
と面接官は考えてしまいます。
特に面接時は、どうしても緊張してしまうため、結果的におどおどしてしまう場合が多くあります。
おどおどしないためにも、過度に緊張しすぎず、
「失敗してもまあいいか」
というくらいの態度で面接に臨むことをおススメします。
また、面接官に舐められないよう堂々としよう、
と思っている方もたまに見かけますが、それが態度に出て変に横柄な感じになってしまったりするので、注意してください。
無理せず、できるだけ自然な態度で面接に臨んでください。
自然な感じで面接を受けたいのですが、やっぱり緊張しておどおどしてしまいます・・・
面接でおどおどしないようにしましょう!と言っても、慣れないとどうしてもおどおどしてしまいますね。
こんな時は、少しでも面接に慣れる必要があります。
例えば、転職エージェントで提供している模擬面接サービスを受けるといった対策をすれば、面接慣れしてきます。
おすすめなのは、転職エージェントdodaの模擬面接です。
【転職エージェントdoda(デューダ)】 模擬面接サービスあり
dodaに登録すると、模擬面接サービスを受けることができます。
もちろん求人も紹介してもらえるので、転職活動をする人にとっては登録しておいて損はないエージェントです。
質問に対する受け答えに問題あり
面接では、必ず面接官から質問を受けます。
この質問に対する回答が、
「的外れ」な回答の場合、面接官の印象は悪くなります。
的外れな回答を受けた面接官は、
● 質問をちゃんと聞いている?
● 質問の内容を理解できてる?
と心配になります。
的外れな回答、1度ならまだしも、2度・3度となると、ダメかもしれないなと面接官は思ってしまいます。
基本的に面接では、
面接官が複雑でわかりずらい質問をすることはありません。
もしわかりずらい質問を受けたなら、
●「すみません、質問の意味は〇〇ということでしょうか?」
など、質問の意味を再確認してみてください。
また、わからないけど、とりあえず回答した後、
●「質問の意図が違っておりましたらすみません」
と付け加えるのもありです。
どうしても質問の内容がわかりずらかったら、遠慮せずに質問の内容を再確認してください。
再確認したからといって、すぐに印象が悪くなることはありません。
むしろ、質問の意味がわからず、適当に答えっぱなしにする方が問題あります。
質問に対する受け答えは、
● 的外れにならないように、しっかり質問を聞くこと
● 質問の意味がわからなければ、遠慮せず質問すること
これを心掛けてください。
まとめ
今回は、
面接で落ちる6つの理由を解説しました。
● 身だしなみに問題あり
● 話し方に問題あり
● 表情に問題あり
● 体格(健康かどうか)に問題あり
● 態度(おどおどしている、横柄)に問題あり
● 質問に対する受け答えに問題あり
この6つのうち、1つでも問題があれば、面接官の印象が悪くなります。
そして、面接に落ちる可能性が高くなります。
私も面接官として中途採用の面接をするとき、
この6つをチェックしてしています!
このような面接に落ちる理由に対応するためには、転職エージェントなどが提供する、模擬面接サービスを活用することをおすすめします。
ちなみに私は、
doda(デューダ)という転職エージェントの模擬面接を受けて、事前準備しました。
転職活動・就職活動において、面接がうまくいかないという場合、転職エージェントの模擬面接のサービスも使って、改めてこの6つの理由に問題がないか、再確認してみましょう。
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